皆さんこんにちは!美容ナースのみほです(^^)
今回は今話題となっている『ダームエデンプロ』について美容ナース目線でお話していきます!
そもそもダームエデンプロとはなんなのか?
ダームエデンプロとは、ダーマペン4という機械を用いて、トラネキサム酸とナイアシンアミドを主成分とした美容液を導入していく治療です。
これらの成分が高濃度で配合されているため、ダーマペンを用いて肌の奥に直接美容液を届けることができるので、より即効性のある効果が期待できます!
トラネキサム酸にはシミや肝斑、色ムラの原因にもなっているメラニンが生成されるのを抑制する作用があります。
また、抗炎症作用により、レーザー治療や火傷跡、日焼け後に色素沈着を起こしてしまったお肌にも効果が期待できます。
ナイアシンアミドはメラニンの生成を抑制するのに加えて、コラーゲンやセラミドの生成も促すことから、ハリツヤのあるお肌に導く作用も期待できます。加えてアンチエイジング作用もあり、美白作用+肌のハリツヤが欲しい方にはもってこいの治療です。
ダームエデンプロが向いている人とは?
では、実際にダームエデンプロの施術が向いている方はどんな方なのでしょうか?
まず、1番おすすめな方は、シミと肝斑が混在している方です!
ちなみにここで言うシミは、老人性色素斑というタイプのシミになります。老人性色素斑と肝斑がお肌の中で重なっていたり、どちらも存在している方には特におすすめです。
※雀卵斑(そばかす)のシミにはIPL治療(ライムライト)がまずはおすすめです。
※脂漏性角化症(イボのシミ)には電気メスで焼灼するなど削り取る治療がおすすめです。
また、お肌の奥に直接美容液が浸透することから、今まで光治療やレーザートーニング等で治療効果が得られなかった方にもおすすめです。
例えば、肝斑があるからという理由でIPL治療を断られ、トーニングを10回してみたけど効果が分からない…という方をよくお見かけしますが、このような経験がある方にもぜひおすすめです!
肝斑治療のためにトラネキサム酸を処方されるケースも多いと思いますが、内服してみて気持ち悪くなったり、身体に合わなかった方、ピルやタバコを普段吸っていてトラネキサム酸が禁忌と言われた方などにもおすすめ。(内服薬をうっかり飲み忘れてしまう方にもおすすめですよ!笑)
本来、シミ・肝斑治療は内服薬による内側からのケアが基本となってきますが、それが難しい方はダームエデンプロのように、肌に直接成分を届けるというやり方もあります(^^)
そして、スポットでシミを取ったけど、シミが薄くならなかった方や、シミが濃くなったり広がった方にもおすすめです。
このように、ダームエデンプロは適応するシミが幅広いため、従来の治療法で満足のいく結果が出なかった方にもおすすめの治療となっています。
とは言え、自分がどのシミなのか分からない!という方がほとんどだと思います。日々、患者様の施術をさせて頂いていると、他院で肝斑と言われたけど、ただのそばかすだったとか、薄くなったシミを全て肝斑と誤診されて、ずっと効果の感じにくい治療を受けてきたという方も少なくありません。
大切なお肌です。当院のベテラン医師や、経験豊富な看護師・スタッフに相談して、正しいシミの治療をしていきましょう♪
緊急事態発生!日焼けや火傷でシミになっちゃった人は治療できるの?
そして、患者様からのお悩みでちょこちょこ遭遇するのが、日焼けして予想外に真っ黒になってしまった!とか、コテで火傷しちゃった!など、緊急で肌のケアをしたいケース。
従来ですと、治療をお断りしたり、内服薬や点滴療法など内側からのケアをご案内することが多々ありました。
ですが、この度、ダームエデンプロが新しく仲間入りしたことで、治療可能なケースが増えました!緊急事態が起きたら、諦めずに一度ご相談ください。
ちなみに、このような緊急事態のケースはダーマペンで導入するよりも、エレクトロポレーションで美容液を導入する方が安全性も高く、安心して治療を受けていただけると思います!
また、他にもこのエレクトロポレーションでダームエデンプロの美容液を導入する治療がおすすめなケースとしては、ダーマペンの治療が怖いという方や、ダウンタイムが取れない!という方にもおすすめです。
ダームエデンプロを試してみたいけど、ダーマペンでの治療には不安がある方はお気軽にご相談ください。
自分の肌に合った治療を選ぼう!
私も今まで沢山の患者様と出会い、治療をさせて頂きました。
その中で、シミ取りや肝斑治療で間違えた方法や、あまり効果の実感がない方法で治療をしていたり、悪化している方も沢山見てきました。
大切なお肌のケアです。ベテランの医師と、経験豊富な看護師・スタッフと共に、患者様一人一人に合わせた治療を行って行きましょう!!!